snooze

何度目かの目覚ましの音のあと
半開きの意識のなかで

君の声を聞いたような
そんな気がしたんだ

そう今はちょうど
そんな距離なのかもしれない

君と僕のあいだで
少しだけ現実めいてみせる

予定調和的に不確かな
ささやかな共通認識

耳に残る目覚ましの音と混じる
半開きの君が不意に

僕に微笑みかけたような
そんな気がしたんだ

そう今はこうして
迷いを差し伸ばすばかりの

それでも確かに刻んでいる
ともに流れていく時間

きっと君は手探りで
僕を定量化しようとしていて

僕はそれに応えるように
君を定量化しようとしていて

だから細切れの時間に
君は安心という名前をくれて

僕は安心という名の
少しだけ定量化された迷いを

君が微笑みかけるように
君に手渡してみようと思うんだ

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