酸酸甜甜

あの日まとめ買いした
番線の細いヒューズも
あと二本くらいでなくなるし

こんどはもうちょっと
番線の太いのでもいいかなって
そんなことを考えてる

酸いも甘いもって
胸を張って言えるほど
強くなったわけじゃないけど

もう甘いものなんて
要らないやって言い張るのも
ちょっと疲れちゃったかな

でもさ
甘いものだったら
なんでもいいってわけでもない

ダイエット明けのご褒美よろしく
どうせだったら
とびきり美味しいのがいいじゃない?

っていうか
酸っぱいもののなかにもね

美味しいものって
ちゃんとあるんじゃないかとか

そういうことを
また確かめたくなったってこと

なんにしたって
味気ないよりいいっしょ

ま、ちょっとずつ
ちょっとずつね

広告

翔ける

その言葉の示すものが
重力と拮抗することではなくて
単に重力と平衡することなのだとしたら

実際のところ
そんなに難しく考える必要はないわけでしょ

重力に対して
何が浮力になるかなんてことは

ただ風の吹く場所にいるだけで
頭で理解するまでもなく
身体が感じてくれるからね

だって僕はこうしてまた
君と出会えたじゃないか

風は気圧の差異に吹くもの
だからひとりじゃダメだったんだ

ときに風向きが変わることもあるだろうけど
それは季節が移り変わるようなものさ

彼の釘だらけのひとが言いたかったのは
きっとそういうことなんだろ

あとはそう
補助輪を片方ずつ外していくような
そんな少しばかりの手続きだけ

それだって楽しいものだよ
君といっしょならね

なにも問題なんてないさ
君といっしょならね