cry

その小さな手指や
足先が不意に冷たくなって

温めても温めても
うまく温まらないときは

その冷たさはきっと
涙と繋がっているから

そんなときは迷わず
僕を呼んでください

振り向けない君の香りを
そっと追いかけて

道に散らばる
君の温度の欠片や

涙になれなかった
君の温度を拾い集めて

溢さぬように
君に届けるから

その小さな手指や
足先が不意に冷たくなって

温めても温めても
うまく温まらないときは

その冷たさを
嫌いにならないうちに

小さな声でいいから
僕を呼んでください